宝くじは税金が引かれる?競馬はいくらから対象になるの?(第29回)

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こんにちは!

税理士の脇田みきです。

 

最近本当にすがすがしくて気持ちのいいお天気が続いています。

でもあっという間に暑い夏になるんだろうな~。

(それはそれで好きだけど。)

 

 

ところでみなさん、宝くじ、買ってますか?

私は過去に数回、買ったことあります。

 

あれ、抽選までを見れますね。

妄想とも言います。

 

 

7億円当たったらどうしようーーー!?

1億円でも困っちゃう♡

いや1,000万円でもいい~

 

ダメなら100万円でも許してあげるけど。

↑いつの間にか上から目線(笑)。

 

で、結局かすりもせず、300円だったことしかありません。私の場合。

 

 

読者の中には、数万円、

いやもしかしたらもっと高額当選した経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

 

でもまぁほとんどの方が(高額)当選経験はないと思います。

だってジャンボ宝くじで1等に当選する確率は、隕石が落ちて地球が滅亡する確率より低いとか。

 

 

…いやそれでも。

どんなに確率が低かろうと、どこかで誰かが当選している!

次は私かもしれない。

 

でも宝くじで高額当選した場合、金額によっては半分くらい税金払うことになっちゃうのでしょうか!?

 

 

宝くじの当選金は税金が引かれない!

 

これはご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、宝くじの当選金は非課税です。

 

 

7億円当たったら7億円を受け取ることができます!!

プール付きの豪邸だって買えちゃいます!!

 

非課税なので確定申告も不要ですよ。

でも私にだけこっそり申告するのは可です。

 

 

宝くじにかかる税金は住民税として払われる。

といっても、実は、宝くじって購入時点で40%の税金を払っているのです。

これは当たった人も当たってない人も全員、買った人みんなです。

 

宝くじの代金の約4割が住民税としてその土地の市区町村に納められています。

 

 

当選するまでにいくら宝くじに使ったか…その使った金額のうち約4割は住民税として払われていたのですね。

 

どうせ買うなら地元で買う方がいいですね。

 

出典:宝くじ公式サイトより

 

 

 

当選金を人にあげると贈与税がかかる!

 

7億円当たったら、家を買うのもいいけど、別にプール付き要らないし今の家も気に入ってるし、やっぱり半分は母にあげようかな!

 

あげても絶対に贅沢しなそうな母だけど…。

 

 

それとあとは子ども達にも少しあげようかな。

何に使うかはちゃんとチェックするけどね。

 

 

 

…という、当選金を独り占めしない気持ちは素晴らしいのだけど、当選金を他人にあげた場合は、もらった人に贈与税がかかります

 

110万円まではかかりませんがそれを超えると、金額が多くなればなるほど高い税率になります。

 

 

例えば1億円当たって5,000万円を誰かにあげたら2,050万円~2,300万円ほどの贈与税がかかってしまいます。

手取りはかなり減りますね。

(20歳以上の子供や孫にあげるか、それ以外の人にあげるかで異なります)

 

 

ではどうするかというと、始めから「当たったら〇割あげるね」という人とは共同購入しておけば大丈夫。

 

当選金をみずほ銀行に受け取りに行くときに、「共同購入したので、当選金は共同で受け取ります」と言うのです。

 

そうすれば、それぞれの銀行口座に当選金が振り込まれるので、贈与ではなくなり、贈与税はかかりません。

 

 

その際銀行に当選証明書というのをもらっておきましょう。

当選金を受け取る人は全員、この証明書をもらっておく必要があります。

 

多分、みずほ銀行の人が教えてくれるとは思いますが。

 

 

競馬の馬券は、いくらから対象になる?

 

ところで、馬券の場合はどうなるのでしょうか?←急に話変えましたが。

 

実は私は競馬したことなくて、でも競馬場ってすごくキレイで楽しいと聞くし、自分が「この馬!」と思った馬が走るのを応援して、1位になったら…盛り上がりそうですよね~~。

いつか行ってみたいと思ってるのです。

 

さて、この馬券の儲けには税金がかかります

 

 

【馬券にかかる税金】

馬券で儲けたお金には「一時所得」という所得税がかかります。

一時所得には50万円の控除があるので、50万円以上の儲けが出た場合に確定申告が必要となります。

 

 

→そして、1年間のその他の収入と合計して(総合課税)、その金額に応じた税率をかけて税金を計算します。

住民税もかかります

 

 

たくさんのはずれとなった馬券は、購入費用としては認められません。

(普通に娯楽として買う場合)

 

また、控除50万円は、当たり馬券ごとではなく、年間の合計の儲けから引くので、何度も当たって合計の儲けが50万円を超えたら確定申告の義務があります。

 

 

 

宝くじは税金が引かれる?競馬はいくらから対象になる?まとめ

宝くじの当選金には税金はかからない!(でもほとんど当たらない!)

 

競馬の当たり馬券の儲けには税金がかかる!(競輪、競艇なども)

 

税金を払いたくない人は、儲け50万円以上にならないよう、うまく外れるように馬券を買いましょう(笑)。