こんにちは!しんふね鍼灸治療院 medi鍼 院長 鍼灸師の新船 敬洋です。
最近は寒いので、体調を崩していらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
今回は冬に向けて、風邪を引かなくて済む4つの方法をお伝えします。
1.うがいをする
マスク自体は、製造される段階で、たくさんの薬品が使われています。
食品ではないので、使用できる薬品も多く、肌につけていること自体に疑問を投げかけている専門家もいるくらいです。
喉風邪の原因は喉の粘膜にばい菌が繁殖して症状が発生します。
つまり、少し極端に言うと、喉についたばい菌が繁殖しなければよいんです。
なので、一番の方法はうがいをすることです。
うがい薬を使って除菌抗菌するよりも、一日に約七回、二時間に一度のペースでうがいすることを強くお勧めします。
なかなか、ぺーっと吐き出せないときは動いしたまま飲んでも大丈夫です。
胃酸という強力な酸がばい菌をせん滅します。喉の菌は胃では繁殖できないためごっくんと飲んでしまいましょう。
ただ、ちょっと面倒くさいし、二時間に一回もうがいなんてできないと思いがちですよね。
のどや鼻は呼吸器系なので感染して炎症を起こすと集中力が低下してしまいます。
二時間に一度のケアで、しかもほぼ無料で、パフォーマンスが維持できるのはよい時間の投資かもしれませんね。
2.白湯を飲む
起きた直後に白湯を飲むこと。
これは、朝の寒いこの時期に消化器官をゆっくりと温めて起こすことで、一日のリズムや胃腸の状態を緩やかに整え、体の免疫を高めてくれます。
主に自律神経系に関係してくるこの行動は疲れすぎた体にはとても効果的です。
コーヒーやお茶、味噌汁なんかでもいいですが、食塩やカフェインは体に別の作用を持っているので僕のおすすめは白湯です。
これは、好みの問題もあるので自分にあった温かい飲み物を探してみてください。
きっと、この冬もその日一日も調子のよい状態で過ごせることでしょう。
3.太陽光を浴び、運動をする
風邪をひく原因の代表的なものとして免疫力の低下があります。
これはストレスや不摂生、偏食などが主な原因ではありますがそれを一気に解決する方法が日光浴と運動です。
人間の体内時計は朝の陽ざしでリセットされます。
現実の時間が24時間ですが体内時計は一日25時間といわれておりズレがあるのです。
それを毎日戻す効果があるといわれております。
なので、冬の朝日を浴びることで体に一日を知らせることができ自律神経もうまく働いてくれます。
また、体に必須ビタミンであるビタミンDは日光浴によって体内で合成されるのでビタミン不足の方にもおすすめです。
日光浴は、大体30分から1時間くらいをオススメします。
那覇とか日差しの強い場所では10分くらいでもよいかと思います。
ちなみに日焼けサロンのタンニングマシンではダメです(笑)
そしてもう一つは運動です。
SEや事務作業など日々運動不足が目立つ方は体の防衛機能を十分に発揮できていません。
運動により、筋肉や脳に刺激を入れることにより自然に対抗できる体になっていきます。
有酸素運動や、インナーマッスルを鍛える系の運動がおすすめです。
天気が良い日は、思い切って一駅手前で降りて歩いてみてはいかがでしょう。
4.鍼灸で免疫力を上げる。
最後に鍼灸の話になります。
鍼灸には①筋肉緩和②鎮痛効果③血流改善の効果があります。
この3つの効果をうまく使い、自律神経を整えることで体の基礎を調整し、灸刺激により免疫細胞を増加させることができます。
また、東洋医学的には風邪は乾燥や寒邪により肺を攻撃された結果起こると考えられます。
咳が出てきた時点で邪気が体に入ったとされるため、背筋の寒気や食欲の低下の症状が出てきたときは葛根湯などを飲んで悪化を防ぎましょう。
首の後ろにあるツボにお灸をするのも効果的です。
この時期風邪が増えてきます運動もお薬も抵抗のある方はぜひ予防医学と鍼灸もお試しください。
因みに、鍼灸治療は医療費控除の対象になります。