激しい運動が、脳内で脳由来神経栄養因子「BDNF」を増やし「脳」が変わる!|「筋トレ」が引き起こすマジック②

筋トレが引き起こす6つのマジック

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こんにちは。

皆さんと比べたら“超”のつくアナログ人間ではありますが

皆さんの日々の生活に必ずやお役立ちしたいと意気込んでいる

ヒューマンコンサルタント兼パーソナルトレーナーの町田(まちだ)です。

 

さて、筋トレが引き起こすマジックとして

前回は①の病気リスクを低下させ死を遠ざける効果についてお伝えしましたが

https://extrapeach.jp/lifestyle/%e7%ad%8b%e3%83%88%e3%83%ac%e3%81%8c%e5%bc%95%e3%81%8d%e8%b5%b7%e3%81%93%e3%81%99%ef%bc%96%e3%81%a4%e3%81%ae%e3%83%9e%e3%82%b8%e3%83%83%e3%82%af-1/

今回は②の脳内で脳由来神経栄養因子「BDNF」が増え「脳」が変わる効果について

お話します。

あなたの知らない「筋トレ」の世界

『激しい運動をすることで、脳内で脳由来神経栄養因子「BDNF」が増え、「脳」が変わる!』

 

エルコノン・ゴールドバーグ、アルバロ・フェルナンデス、パスカル・マイケロン
などによって2015年に書かれた

「脳を最適化する ブレイン・フィットネス完全ガイド」では、


慢性的なストレスは神経細胞の死を招くだけでなく
神経細胞の新生を妨ぐことができる

そして
激しい運動は神経細胞間と神経細胞新生の結合を促す
と言っています。

 

より多く運動している人に比べ
あまり運動しない人は海馬の萎縮がストレスにより強く現れることも
報告されているそうです。

 

また、激しい運動をすることで
BDNF(脳由来神経栄養因子)の放出が促され
ニューロンをあらたに作るための重要な役割を果たすと言われています。

 

BDNFが放出されると
IGF-1(インスリン様成長因子)、FGF-2(繊維芽細胞成長因子)、VEGF(血管内皮成長因子)
などのホルモンが分泌され
関所の役割を果たす血液脳関門を通過して脳内へ入ります。

 

これら成長因子とBDNFが相互作用し、学習に関するメカニズムを活性化するとしています。

 

つまり

運動をする

ニューロンを新生する成長因子生成

ニューロン間の組み合わせが新しく生まれる

という現象が生じます。

 

思考というのは
「どこのニューロンが電気を流すか」
というパターンにより決まるので

新しいニューロンができるということは
「新しい思考が生まれる、すなわちクリエイティブになる」
ということに他なりません。

 

また

「脳を最適化する ブレイン・フィットネス完全ガイド」によると
激しい運動というのは主に有酸素運動をするということで報告されていますが、
筋トレによるBDNF生成に関する報告が、近年さらにされてきています。


よりハードな負荷をかけた筋トレのメニュー内容のものと
そうでないものの2つに分けた被験者グループで実験を行ったというものが
マードック大学の研究チームによるものです。

 

この結果は
1セットあたり10回で限界を迎えるセットを
1分間の休憩をはさんで3セット行うグループが
より有意にBDNFの増加がみられた
というものです。

 

このメニューはいわゆる筋トレとして取り組まれている
筋肉を発達させるための王道のメニューです。

 

よって
激しい運動が、脳内で神経栄養因子「BDNF」を増やし「脳」が変わる!
というのは間違いようのない事実なのです。

 

激しい運動が、脳内で脳由来神経栄養因子「BDNF」を増やし「脳」が変わる!|「筋トレ」が引き起こすマジック②

 

さあ、皆さん
この春に筋トレを始めてみてはどうですか?

次回は筋トレマジック③
筋トレが「睡眠の質」を高める効果

をお届けします。

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