こんにちは。
買い方一つで600万円以上の損を防ぎ、夫婦円満が続く購入準備に特化した不動産コンサルタントの嶌田(しまだ)です。
家は買ったらお終いではないと孤軍奮闘しています!
マンション購入者も、戸建て購入者(注文住宅含む)も、家を買うとメンテナンス費が掛かることをご存知でしょうか?
まずは知って欲しいと思いますので、今回のテーマは、「室内設備の交換時期」です。
賃貸住宅と購入住宅の違い
賃貸住宅
年月が経つうちに製品の品質・性能が低下して起こる不具合は、法律で貸主様が全額負担にて修理・交換をするように決まっています。
※しかし、パッキン・電池などの軽微な消耗品は、入居者の負担で交換する決まりになっています。
購入住宅
しかし、購入住宅は設備の所有権も含め、すべて購入者の自己責任となっています。
と言うことは…
エアコンや給湯器を含め、設備機器の交換は自己負担となります。
設備には使用可能な耐用年数がありますから、その前後は不具合が生じるものです。
交換や修理は絶対に必要になってきます。
この点を購入時に不動産会社は説明して、あなたの収支計画に盛り込んでくれていましたか?
物件が決まってからではなく、内見前に説明してくれるのは親切かつ有能な担当者です。
嫌われないように立ち振る舞いたいところです。(笑)
考えなければいけないことは何か?
では、あなたが売主様の立場として考えなければならないことは何でしょうか?
「不具合が生じていないから良い」は良い考え方ではないですね。
『許される範囲』というくらいの謙虚な気持ちでいるといいでしょう。
初めての購入時から住み替え時期も含めて修繕計画を立てておけば、気持ち数年前に交換してから販売することで、買主様に対し、他の物件との比較ポイントを自然と促すことができます。
「それだけのため?」
「なんでわざわざ??」
一声100万円近い価格交渉に対しても、しっかりとした根拠をもったお断りを入れることができるからです。
設備の交換時期は?
エアコンも給湯器も、8年の耐用年数として考えてください。
家計にゆとりを持てるよう、毎月きちんと積み立てておきましょう。
快適に生活する上で、どちらも欠かせない設備です。
給湯器もエアコンも、二日も動かない状態になると、とても不便な経験をすることになります。
不動産会社の担当者次第で、家計のゆとりはかわるとも言えますね。
もしそうならば、あなたが先にこの事を知っていたら、大きく結果は変わりますね。
その結果、あなたのご家族からの信頼も守ることができるでしょう。