目から始まる肩こりの、4つの怖い話

こんにちは!

健康の余裕は心の余裕、鍼灸で張りのある人生を造ります。
しんふね鍼灸治療院 medi鍼の院長の新船(しんふね)です。

 

最近のマイブームはサウナです。

ご存知でしたか?
サウナとか銭湯に入ると体が暖まって、その状態で鍼をするとより効果が高くなるんですよ。

 

さて、本題に入ります。

昔から、IT業界や事務系の仕事、繰り返しの作業が多い仕事には肩こり、腰痛が付きものです。

当院でも目の疲れを訴えるお客様は、肩こりの症状を訴える方が大半です。

 

中でもよく上がる声として、

「昔は肩こりあったが今は感じない。」

「美容院に行って肩が硬いと言われた。」

「自覚はしないけど、よく肩が凝っていると言われます。」

 

そんな、無自覚な肩こりの人は要注意です。

 

たかが肩こり、されど肩こり。

ほっといた肩こりがどのような悪化症状を起こすかをお話しましょう。

 

肩こりからくる頭痛

肩こりは主に、僧帽筋上部線維(そうぼうきんじょうぶせんい)という部分が固くなったと言う方が多いですが、実際は背中~首、首~頭、両肩~首といったふうに大きなパーツに別れています。

 

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引用元:クリニカルマッサ-ジ ひと目でわかる筋解剖学と触診・治療の基本テクニック 改訂版

 

肩こりから頭痛になる人は、後頭神経という頭の後ろの方にある細い神経を肩と首の筋肉が締め上げて起こる絞扼(こうやく)神経痛という症状になります。

 

これは、筋肉が固くなることで細い神経を万力のように締め上げて痛みになります。

目の疲れと相乗効果を出し、頭の疲れや疲労感、睡眠不足など、様々な症状が出てきます。

 

ちなみに、硬い枕で寝ている人は、余計に悪化してしまい、寝ても症状が改善することはありません。

緩和するには、温めるか鍼やお灸などでスポット治療がおすすめになります。

 

肩こりからくる自律神経失調症

 

実は、首後ろには自律神経をコントロールするための重要な箇所があります。

副交感神経節というリラックスさせたりする神経です。

 

肩こりや目の疲れがひどくなると、この副交感神経節に影響がでて、軽いうちだと

  • 頭痛
  • めまい
  • 吐き気
  • 睡眠不足
  • 肌荒れ
  • 食欲不振

など、様々な症状が出てきます。

 

これも処置せずに症状が重くなると

  • 自律神経失調症
  • うつ病や不眠症
  • 過食症
  • 対人恐怖症

など、日常生活にも影響を及ぼします。

はやめに治療したり予防することが必須の症状です。

 

肩こりから背中まで来る痛みの拡大

慢性的に肩こりを持っていると、背中の肩甲骨の内側が痛くなることがありませんか?

姿勢の問題や生まれつきの骨格の問題もありますが、さらに肩こりが悪化している可能性もあります。

 

頭痛の話にもありましたが、筋肉が凝って固くなると、筋肉の周りにある神経に影響を及ぼし、絞扼(こうやく)神経痛になる可能性があります。

 

これは頭痛の原因となる後頭神経から症状が出るのですが、背中の場合は肩甲背神経(けんこうはいしんけい)という神経が関係します。

 

この神経が目の疲れや肩こり、姿勢の悪化の影響で、肩甲骨と背骨をつないでいる菱形筋、背中から首を支えている起立筋などちょうど肩甲骨の内側の筋肉が固く痛くなります。

 

また、この背中のこりの部分は胃腸の調節をする神経と密接に関係しているため、食欲不振や便秘など消化器系の症状も引き起こすことがあります。

 

これらの症状を緩和させるために効果的なのは、ビタミンB群などの栄養素を摂ることや、岩盤浴や入浴をすることです。

 

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ビタミンB群は神経症状を改善させる効果があります。

 

あまりおすすめしないのが、タイ式マッサージなど叩いたり押したりと強い圧力を掛けることです。

筋肉の特徴として、大きな力を加えるとそれに対抗して強く緊張してしまいます。

 

もし背中の痛みを緩和するために治療したいのなら、鍼灸治療はもちろんですが、リンパマッサージやオイルマッサージコースなど、押すのではなく撫でるような治療をしてくれるところをおすすめします。

 

④肩が凝るとストレスに弱くなっちゃうんだよ

肩こりを放置しておくと、自覚症状がなくなり、時には肩がこっていることを忘れてしまったり、完全に治っちゃったんじゃないかと感じることはありませんか?

 

しかし、それは思い込みであり、実際には体に様々な信号が出ているのです。

 

その中でも特に厄介なのは、ストレスに対し極端に弱くなってしまうことです。

 

確かに、人が生きるにはある程度のストレスが必要なんです。

しかし、肩こりや腰痛など『痛い』というストレスには限界があるのです。

これを超えると精神的に病んでしまいます。

 

イメージで言うと、大きなグラスに水が入っていきますが、肩こりなどのコリや痛みを常に感じていると、コップの中に氷が入っている状態と同じになります。

水が、ストレス。

氷が、痛みを常に感じている状態です。

 

そうするとコップが一杯になるのが早くなりますよね。

これがストレスに弱くなるということです。

 

うつ病もそうですが、ストレスが必要以上にたまると、作業に集中できなかったり、物覚えが悪くなったり、老化が進んだりといいことは何一つありません。

 

解決するためには、月に何回か筋トレなどの運動をしたり、エステや鍼灸などの施術を受けることが効果的です。

 

 

ストレスに対して強い体を作っていくことが健康を維持する近道になります。

 

町田さんの記事と宮下さんの記事も参考にしてみて下さいね。

姿勢で3キロ太ったように見える!?

 

まとめ

このように、肩こりといえど馬鹿にできません。

さらに言えば、目の疲れと脳みその疲れが重なってストレスに耐久値が下がり、

  • うつ病
  • 若年性認知症
  • 運動機能の低下
  • 認知機能の低下
  • 免疫機能の低下

など、さまざまな影響が出てくる可能性もあります。

 

当院は、鍼と灸を使い神経のいらだちを抑え、筋肉を柔らかくすることが可能です。

マッサージやサプリメントよりも効果がある上、完治まで最短で1ヶ月以内と早いため人気の治療となっております。

気になった方は一度ご体験してみてください。